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水素増感装置
Last updated @ 28/Apr/2004
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水素増感装置
- フィルムは,パターソン式現像タンクに巻きとって処理します.
- フィルムをパトローネに戻すときに,手の湿気がフィルムに付かないように,
手に薄手のゴム手袋を必ず付けます.
- 到達真空度の再現性をよくするために,ロータリー式真空ポンプを使用しています.
- 処理を安定させるために,窒素ベークを行います.
- 真空容器に,ヒーターを巻き,真空容器に温度センサーを付けて,温度管理します.
- 温度管理のためのコントローラは,下図を参照して下さい.
- 処理条件(TP2415の場合)
- 真空引き
- 窒素(N2)ベーク…45℃24時間
- フォーミングガス(N2+1.5%H2)…45℃60時間
- 水素増感したフィルタの保存
- 処理後のフィルムは,パトローネケースに入れた状態で,
パトローネケースのフタを半開きにして,真空容器に入れます.
- 窒素を大気圧より若干高めに真空容器に入れます.
- パトローネケースのフタを閉め,冷凍庫に入れて保存します.
- 現像…D19で処理しています.
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温度コントローラ
注意!…この回路の通り作成した結果,不具合・事故等が生じても
私は一切責任を負いません.各自の責任において作成願います.
- コントローラ回路図
- コントールユニットは下図を参照して下さい.
- 温度計は,秋月電子通商の温度計キット(ICL7136使用)を改造して使用しました.
- 温度センサーは,ダイオードの温度特性を利用しています.
- 温度センサーは,エキポシ樹脂等で封止して下さい.
- ヒータは処理温度より若干高い温度で発熱するような品種を選択します.
- ヒータは,耐熱性の優れた絶縁体で覆います.
- 万が一の熱暴走に備えて,ヒーター付近に温度ヒューズを置きます.
- ヒーター側のトランスは,使用する電流に適した品種を選択します.
- ヒーター側のトランスの電圧・電流は,ヒーターに合わせて変えて下さい.
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- コントールユニット回路図
- オペアンプには,LM324を使いました.
- オペアンプの電源は,±12Vです.
- 上図上側の可変抵抗で,温度校正を行います.
- 上図下側の可変抵抗(温度設定)で,設定温度を決めます.
回路上は,センサーと同じ電圧に設定しているだけです.
- H-SW端子側のリレーは,ヒーター電流に合う物を選択します.
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